ラ・パルマ島のチェレンコフ望遠鏡(CTA)が完成
El Diario de Avisosより |
ラ・パルマ島の世界最大のチェレンコフ望遠鏡(ガンマ線天文台)が完成。
今日開所式となりました。この画期的なプロジェクトを先導するのは日本です。
東京大学宇宙線研究所の、2015年にノーベル物理学賞受賞をされた所長の梶田隆章教授や手嶋政廣教授が中心となり、スペインやドイツなど10か国以上と協力して積極的にプロジェクトが進められてきました。
これから毎年、あと3基の大きな望遠鏡が建設されます。
この島で最も展望の良い国立公園のロケ・デ・ロス・ムチャチョス展望台(Mirador del Roque de los muchachos)に向かうと、この望遠鏡のすぐ横を通ります。
天文台の敷地に入りすぐ左手、大きな鏡張りのパラボラアンテナ型の巨大望遠鏡が今日お目見えした新しいチェレンコフ望遠鏡(CTA)です。
すぐ横に2基、30年選手の先輩チェレンコフ望遠鏡(MAGIC)があるのですが、新しい望遠鏡は大きくて壮観だそうです。
まだ私も完成した実物を見ていないので、次に島を訪れるのが楽しみです。
いよいよこれから新しい望遠鏡が稼働。良い研究につながることを願っています。
地元紙のニュース(西語)
Diario de los avisos
https://diariodeavisos.elespanol.com/2018/10/la-palma-escruta-los-confines-del-universo-con-el-telescopio-chrerenkov/
El Día
https://eldia.es/palma/2018-10-10/1-Duque-tepescopio-Cherenkov-permitira-descubrir-cosas-somos-capaces-imaginar.htm