スペインからハガキを送る【2019年の郵便料金】

最近は年々郵便料金が変わり、切手を売るお店の人も日本への切手代を知らず悩むことがあります。

【スペインからハガキを送る場合の郵便料金は?(2019年)】
1)日本へはいくら?
1通あたり1ユーロ50セント 
重さ20g(大抵のはがきは20g以下)・23,5cmx12cmまで
変わった形のはがきや大きなハガキは郵便局窓口で問い合わせるとより確実です。
日本へは10日から2週間くらいで届きます。




2)切手はどこで買える?
切手は絵葉書を売っている土産店、キオスコなどと呼ばれるタバコや雑誌を売る売店郵便局(Correos)で買えます。
切手はスペイン語でセーリョ(sello) といいます。
ハガキを出す人が減っているそうで、切手を売るお店が少なくなっているようです。
郵便局では切手のかわりに、大きなシールを貼って送られることもあります。

3)切手の種類
切手に1,50ユーロと値段が入っているものもあれば、下の写真のように「C」と記号で料金が入っているものもあります。「C」は日本あての切手。スペイン・ヨーロッパ以外の地域に送るのに使えます。
この切手の良いところは、日本への郵便料金が値上がりしても変わらず使えるところ。

記号は3種類あります。
A:  España スペイン   60セント 
B:  Europa  ヨーロッパ 1ユーロ40セント
C:  スペインとヨーロッパ以外の地域 (日本) 1ユーロ50セント 


AとBは下の切手のようにEspaña(スペイン)Europa(ヨーロッパ)と地域名がはいっているようです。

旅先からの絵はがきを受け取るのはうれしいものですね。
カナリア諸島からもスペイン本土からも同じ料金です。

【ちょっと追加エピソード】
先日ガイドしたお客様からポストに投函してほしいと切手を貼ったハガキをお預かりしました。
念のため郵便局窓口に持ち込んだところ切手が違ったので差額を追加して送りました。
窓口の人に、「もしポストにもしそのまま投函していたらどうなったかな?」と聞いてみたら、ニッと笑って「そのまま届いたかもしれないね。旅行者は返送する住所もないし、せっかく送ったハガキが受け取れないのはかわいそう」
ちょっといい加減だけど優しいスペインらしいエピソードでした。





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