カナリア諸島のコーヒー おさらい
これまで色々なコーヒーを述べてきたので、総集のおさらい編です。
全部そろえるとカナリア諸島には主にこのようなコーヒーがあります。
最近はおしゃれなカップや変わった飲み物も増えてきていますが、スタンダードなものをご紹介。
最近はおしゃれなカップや変わった飲み物も増えてきていますが、スタンダードなものをご紹介。
1.CAFE CON LECHE カフェ・コン・レチェ
コーヒーにミルクの入ったいわゆるカフェオレのことで、量が多め。たっぷり飲みたいときにはこちらがよいです。
コーヒーにミルクの入ったいわゆるカフェオレのことで、量が多め。たっぷり飲みたいときにはこちらがよいです。
2.CORTADO NATURAL コルタード・ナトゥラル
カフェ・コン・レチェより量が少ない、小さめのカップに入ったカフェオレ。お腹いっぱい食べた食後などに最適。背丈5㎝くらいの小ぶりの透明グラスや、一回り小さな陶器製のカップにはいってきます。
カフェ・コン・レチェより量が少ない、小さめのカップに入ったカフェオレ。お腹いっぱい食べた食後などに最適。背丈5㎝くらいの小ぶりの透明グラスや、一回り小さな陶器製のカップにはいってきます。
上級者は、クラロ(明るめ・ミルク多め)、オスクーロ(暗め、コーヒー多め)とさらに言ってみると、より希望に近いコーヒーが飲める確率も。ただしスペイン語でベラベラベラと何か返されたり、これくらい?などといろいろスペイン語で聞かれることもあるかもしれません。こんなやり取りも楽しいスペインのカフェテリア。
3LECHE Y LECHE レチェ・イ・レチェ
カナリアオリジナルのコーヒーその1
甘党の地元の人に人気のコーヒーで、普通のコーヒーよりコクがあります。
コルタードと同じ背丈5㎝くらいの小ぶりのカップできます。
下にコンデンスミルクの真っ白な層が入っており、スプーンで上下の層をかき混ぜて飲みます。よくかき混ぜるほどコンデンスミルクが多くなり甘くなる。
時々、コンデンスミルクを自分で入れる、小袋にコンデンスミルクの小袋がお砂糖の袋と一緒についてくるカフェテリアもあります。お好きなだけ入れて頂いて、かき混ぜ、召し上がれという方式。
カナリアオリジナルのコーヒーその1
甘党の地元の人に人気のコーヒーで、普通のコーヒーよりコクがあります。
コルタードと同じ背丈5㎝くらいの小ぶりのカップできます。
下にコンデンスミルクの真っ白な層が入っており、スプーンで上下の層をかき混ぜて飲みます。よくかき混ぜるほどコンデンスミルクが多くなり甘くなる。
時々、コンデンスミルクを自分で入れる、小袋にコンデンスミルクの小袋がお砂糖の袋と一緒についてくるカフェテリアもあります。お好きなだけ入れて頂いて、かき混ぜ、召し上がれという方式。
スペイン通の方に聞かれたことがあるのですが、本土のカフェ・ボンボンとは違うものです。
4.BARRAQUITO バラキート
カナリアオリジナルのコーヒーその2(テネリフェとラ・パルマ島のみ)
レチェ・イ・レチェのコーヒーの量が多いバージョン。
大抵、細長いカップに入ってくることが多いです。
カナリアオリジナルのコーヒーその2(テネリフェとラ・パルマ島のみ)
レチェ・イ・レチェのコーヒーの量が多いバージョン。
大抵、細長いカップに入ってくることが多いです。
5BARRAQUITO ESPECIAL バラキート・エスペシアル
カナリアオリジナルのコーヒーその3(テネリフェとラ・パルマ島のみ)
エスペシアル(スペシャル)とか、コン・トド(全部入り)などとつく特別なバラキート。ちょっとおしゃれ目かコーヒー通のカフェテリアで飲めるものです。
香り高いリキュール入りで、見た目もスペシャルなものが出てくることも。コーヒーショップの個性が出ます。
カナリアオリジナルのコーヒーその3(テネリフェとラ・パルマ島のみ)
エスペシアル(スペシャル)とか、コン・トド(全部入り)などとつく特別なバラキート。ちょっとおしゃれ目かコーヒー通のカフェテリアで飲めるものです。
香り高いリキュール入りで、見た目もスペシャルなものが出てくることも。コーヒーショップの個性が出ます。
6ESPRESO / EXPRESSO エスプレッソ
日本でも知られている通りのミルクの入らないコーヒー。小ぶりのカップで。
大人のイメージ!?
日本でも知られている通りのミルクの入らないコーヒー。小ぶりのカップで。
大人のイメージ!?
7CAFE CON HIELO カフェ・コン・イエロー
アイスコーヒーのことです。スペインには日本で飲むようなアイスコーヒーは存在しません。
下の写真のように、コーヒー(ホット)と氷入りのグラスが別々に来ます。
まず温かいうちにコーヒーに砂糖を入れてよく混ぜ、混ざったものを氷のグラスに自分で入れて飲みます。砂糖を多めに入れるスペインの人は、最初から氷入りのコップに入れると砂糖が溶けないためこのやり方なのですね。氷入りの冷たい飲み物は少ない当地では、アイスコーヒーは夏場の暑い時に見かける飲み物でしょうか。そしてなぜかコーヒーはミルクが入らないコーヒーのみに限定。カフェオレ+氷は説明して注文すると来ると思うのですが、そういう発想はないのですね。またガムシロップというものもないのです。
アイスコーヒーのことです。スペインには日本で飲むようなアイスコーヒーは存在しません。
下の写真のように、コーヒー(ホット)と氷入りのグラスが別々に来ます。
まず温かいうちにコーヒーに砂糖を入れてよく混ぜ、混ざったものを氷のグラスに自分で入れて飲みます。砂糖を多めに入れるスペインの人は、最初から氷入りのコップに入れると砂糖が溶けないためこのやり方なのですね。氷入りの冷たい飲み物は少ない当地では、アイスコーヒーは夏場の暑い時に見かける飲み物でしょうか。そしてなぜかコーヒーはミルクが入らないコーヒーのみに限定。カフェオレ+氷は説明して注文すると来ると思うのですが、そういう発想はないのですね。またガムシロップというものもないのです。
ここまでが主なメインのコーヒーで、これ以外にも泡が多めでシナモンなどが上にかかったカプチーノ(値段はカフェオレよりちょっと高い)や、薄めのコーヒーのアメリカン(カフェ・アメリカーノ 観光客に需要があるのか観光地で時々注文している人を見かけます)などもあります。
また、昔からカフェインの摂取を避ける人も多く、ノン・カフェイン/デ・カフェ(DESCAFEINADOデス・カフェイナードをそれぞれのコーヒーの名前の後につけて頼む人もよく見かけます。
ノン・カフェインにはさらに選択肢があり、MAQUINA?(マキナ・機械のこと)、SOBRE?(ソーブレ・袋入りのこと)と大抵聞かれます。お店の豆でコーヒーメーカーで入れたものか(機械)、砂糖と同じくらいの大きさの小袋に入った(赤いネスカフェ社の袋が多い)がコーヒーについてきて自分で入れてかきまぜるかどうかを選ぶようになっています。それぞれ微妙に風味が違うようで、デカフェコーヒーを頼む人はなぜか好みがしっかり決まっていて、常にマキナか、ソーブレとどちらかを選んでいます。
コーヒーの習慣でいうと、お水のグラス1杯(UN VASO DE AGUA)を、コーヒーと一緒に頼む人もよく見かけます。
コーヒーの値段は場所によって変わり、テネリフェ島では地元の人が多い地域やお店では量が多めのカフェ・コン・レチェが1,20ユーロから1,50ユーロくらいが多く、小さめのコルタードは80セントくらいから観光地では2ユーロくらいの場所も。
カナリア諸島の物価は低めで、観光地でも良心的な値段のお店が多いです。
カナリア諸島の物価は低めで、観光地でも良心的な値段のお店が多いです。
こうして話していると、誰もがコーヒー好きと思われる方もいるかもしれませんが、そういうわけではなく、暑い日は清涼飲料を頼む人もいたり、朝でもビールを頼む人もいたりしますし、紅茶やハーブティー党に、カフェインは体によくないので取りません派などもいます。ここ数年の流行りで、お友達とのんびりお茶をするのにジン・トニックを頼む人もいます。
基本、周りの人に関係なく、自分が好きな時に、好きなものを飲むのがスペイン流といったところでしょうか。
基本、周りの人に関係なく、自分が好きな時に、好きなものを飲むのがスペイン流といったところでしょうか。
余談ですが、近くスターバックスが初テネリフェ島進出をはたすそうです。
場所はわかりませんが、中心都市サンタ・クルスにまず1店だそうで、観光客もねらいクルーズ船客が歩く港近くにできるのかもしれません。徐々に島の他の場所にもお店ができるかもしれませんね。
場所はわかりませんが、中心都市サンタ・クルスにまず1店だそうで、観光客もねらいクルーズ船客が歩く港近くにできるのかもしれません。徐々に島の他の場所にもお店ができるかもしれませんね。