フラワーカーペットのお祭

今年もこの時期がやってきました。


6月の半ばから末頃に行われる、カソリックのお祭Corpu Christi。
テネリフェ島ではフラワーカーペットのお祭とも呼ばれ、各地で生花や色砂を使ってレッドカーペットならぬ、絵のじゅうたんが作られます。

島の北側でも、週末の土曜日はTacoronteやEl Sauzalと行った小さな街で、日曜日は世界遺産La Lagunaの街、Puerto de la Cruzで行われました。

1番古く由緒あるのはLa Orotavaのもの。今週の木曜日です。
こちらは、市庁舎前広場に国立公園の天然の砂を使った500平米の砂絵が描かれ、フラワーカーペットはふんだんに生花が使われさすが本家といった堂々たるもの。
見ごたえありますよ。

La Lagunaのものは旧市街をぐるっと囲み、距離が1番長いです。
地元の人が多く、それほど混まずに比較的見やすいのもいいです。
学校や企業、教会などグループがそれぞれの担当場所を作り、長い長いカーペットができます。朝8時頃から始め、12時頃にはほとんどのところが完成していました。

このお祭りのすごいところは、こんなにきれいなものなのに、1日しか見ることができないことです。午後19時に行われるミサの後、マリア像を載せた宗教行列がこのじゅうたんの上を通ります。行列の後はぐちゃぐちゃに。

数時間の間だけ楽しむことができる、大変貴重な景色を、お楽しみください。
今年の様子はこちら。









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