カナリア諸島 コロナウイルスによる現在の状況
2月28日の世界遺産La Laguna旧市街 マスクをした人を見かけません |
お伝えします。
カナリア諸島では2月28日現在5名のコロナウイルスの感染者が確認
されています。(カナリア諸島の人口は200万人)
5人すべてはイタリアからの観光客、もしくはイタリア旅行から戻った
在住者で、今のところ感染源は皆イタリアです。
テネリフェ島のホテルでは、イタリアから訪れた宿泊客の医師に陽性反応があり、
ホテルの宿泊客全員の隔離措置が取られることになりました。
(←このニュースが世界で流れ、日本からも問い合わせを受けています)
医師の奥様をはじめ、濃厚接触者合計4名の宿泊客の感染が判明しましたが
入院して治療中、経過は良好です。
他の宿泊客は陰性反応、その後4名以外の感染者は出ていません。
現地の様子
・マスクをして歩いている人はほとんど見かけません
・東洋人はウイルス保持者ではないかという偏見や差別はありません
本日28日現在は「安心して訪れていただける」と言えます。
2月28日テネリフェ北空港 いつもと変わらず |
北空港ではマスク着用者もほとんど見かけませんでした |
La Laguna旧市街 今年はポカポカ暖かくテラスでのんびり過ごす人が多い |
スペイン政府・カナリア州政府は、問い合わせ窓口をもうけています。
カナリア州コロナウイルス問い合わせセンター
電話 (+34) 900 112 061
医療情報ホームページ
https://www.gobiernodecanarias.org/sanidad/
感染の疑いがある場合は、まずはこちらにお電話ください。
救急 112
グラン・カナリア島 日本領事館
電話 (+34) 928-244012
http://www.es.emb-japan.go.jp/japones/laspa/index.html
早い解放を願うばかりです。
今年は暖かい冬を迎えており、昼間の気温は20℃前後、暖かい
場所で25℃を超えることもあります。
暖かいお天気下ではウイルスが弱くなるという情報もあり、温暖な気候が
感染力を弱めてくれればと期待します。
早くおさまって心配のない世の中に戻ってほしいと強く願います。
それまでは、しっかり手洗いとうがいをして、十分な休息を取り体の免疫力を
高めるよう努めていきたいと思います。