1番きれいなお祭り 砂絵製作が始まりました

カナリアで1番美しいお祭りともいえる「コルプス(Corpus)」というカトリックのお祭りに向けて、大きな砂絵製作が今年も始まりました。

テネリフェ島のLa Orotavaという島の北側にある町で行われます。
このコルプスのお祭りは各地で開催ですが、La Orotavaのものが最も特徴的なのは、市役所前の大きな広場(約950㎡)にテイデ国立公園などの天然の砂だけを使い、大きくて繊細な砂絵が作られることです。 

製作期間は約1か月。徐々に完成に向けて作り上げられる様子が、今の時期にラ・オロタバを訪れるとみることができます。


アートディレクターのドミンゴさん

今年のテーマは「若者」

最初にチョークで下書きです

しゃがみこんでの作業が続きます

すべて自然の砂






今年は21色を使って。今年は色数が多めです。

砂で描かれるとは思えないとても繊細な絵

バラなど花もたくさん描かれます


市役所の建物


市役所前の900㎡の大きな広場 砂絵製作中 
どのような砂絵ができるかは、1か月後の楽しみです。

私が次に訪れるのは、完成日のお祭り当日、6月7日(木)。どんな絵ができているか楽しみです。
大きな撮影の仕事があり、しばらく島を離れます。

ラ・オロタバは世界遺産ではないのですが、古い町並みがきれいに残されていて、美的景観都市に指定されています。
映画の魔女のキキの町に迷い込んだかのような、細い石畳の路地や赤茶色の瓦屋根など絵になる町並みが広がります。

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