テイデ国立公園 花が咲いています
カナリア諸島やテネリフェ島固有の植物も多いのですが、中でも目を引く形で人気なのはタヒナステというエキウムの花。タヒナステ・ロホ(Tajinaste rojo)と呼ばれる赤色の、テイデ国立公園とラ・パルマ島だけに育ちます。カナリア諸島でしか見ることができない種類です。
花蜜が多くて、ミツバチがせっせと蜜を取りに来ます。
このタヒナステのハチミツ、ここ数年収穫数がすごく少ないのですが、テネリフェ島とラ・パルマ島の特産です。
今年はいつもより早く、5月の始めころから南斜面など日当たりのよい暖かい部分で咲き始めています。温暖化で地球はこの100年の間に0.8度気温が上がっていますが、国立公園ではその2倍の1.6度上がっていて、花が増えている理由の一つだそうです。
まだまだこれから咲く花もあり、しばらく華やかな景色を楽しむことができます。