レンタカーでテイデ国立公園を訪れる方へ 

一昨年は490万人、昨年は540万人と年々テネリフェ島を訪れる観光客が増えています。
自然と、テイデ国立公園の訪問者も増加傾向です。




ざんねんなことに同様に増えているのが、国立公園内だからこそ起きる車上荒らしや置き引きのようです。
雄大な自然に囲まれのびのびとできる場所で、ご旅行を楽しいまま続けられるように以下のことに注意してお出かけください。

車上荒らしなどの例
1.「あぁ、きれい‼」と車のすぐ横だからと写真を撮っているうちに、車のドアを開けられて座席上にあった荷物がなくなる。
数秒の出来事のようで、スマフォをチェックしているうちに運転手が乗っていても、後部ドアが開けられて荷物をとられたケースもあるそうです。運転手はてっきり家族の誰かがドアを開けたものと思っていたけれども、あとから考えたらたぶんあの時と思い出したそうです。
半日以上気が付かず、どこでなくなったか心当たりがないケースもあるようです。

2.周囲に人陰がない場所に駐車、山歩きを楽しむ。その間に窓ガラスが壊されたり、ドアを無理やり開けられて車内に残していた荷物がなくなる。

被害届が出ると、周囲の治安警察のパトロールが増えるなど、島政府や国立公園も十分に警戒して対策が取られていますし、数は多くはないようなのですが、こういったケースもあるということです。
刃物を使うなどケガや身の危険をなど警戒すべきなケースはなく、安心してまわることができます。
せっかく撮った写真入ったカメラや、携帯電話、愛着あるものがなくなってガッカリといったことがないようにとこちらで注意喚起をすることにいたしました。

こういった対策と注意をすることができます。
1.まわりに人がいない時間帯や人の少ない場所での駐車に気を付けること。
可能であれば、そういった場所で車から離れないこと。離れる場合は、車内の見える場所に荷物を置きっぱなしにしない、できれば荷物を持ち歩くこと。
2.車の外に出るときは、たとえ数歩の位置でも毎回必ず車のロックをかけること。
3.高価なものではなくても、荷物はトランクなどの見えない場所にしまこと。

安心して、存分に国立公園とその火山、自然を楽しんでいただきたいと思います。

今日は青空で快晴、夏のようなポカポカ陽気、のんびりしていた午前中とは一転、午後から急に雨雲に覆われてつきささるような冷たい風が吹き始めました。
標高370mの我が家でもクーラーのような冷たい風が吹いていましたが、国立公園の標高300m以上の山の上では雪が降り、うっすらと積もったそうです。

こちらは、3月の始めに国立公園に行った時の大雪のあとのテイデ山の写真です。
ちょうど半分くらい雪がとけてきて山肌が見え、黒と白のコントラストと山の起伏がきれいに見えで神々しいテイデ山でした。原住民のグアンチェ族は火山が火を噴いたことがあることから悪魔の住む山として敬い崇めました。





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