真っ白な




テイデ山に今年初めての雪が降りました。
暖かくて雨が少ない冬ですが、この1週間は大雨と強風でした。



大きな低気圧が発達し、暴風雨で外出もままならないカナリア諸島でした。
気温が急激に下がり、島々の高い部分では雪が降り、平地部でもひょうが降りました。



テネリフェ島では歴史的な降雪量だそうです。
今日は1週間ぶりの青空。まっしろなテイデ山が顔を見せてくれました。

テイデ国立公園への道はどこも通行止めでのぼれません。山の下のほうにゲートがあり、それ以上はのぼることができません。
数日内に除雪車が道をきれいに整備して道が開かれます。
すべての道が通行開始になるわけではなく、道によっては通行止めが続いたり、下り専用になることもありますので、向かう前に道路状況を確認されてください。
降雪のあとの国立公園は、1日で数万人が登り車や人でにぎわうこともありますので運転に注意してお出かけください。
車で行ける標高2,200mの高さ周辺は、サンサンと照らす太陽と火山岩の地面に吸い込まれることで数日で雪がとけてしまうことが多いです。雪量が多かった今年はどうでしょうか。

2,200m以上の高い部分、特に北側斜面には最後まで雪が残りしばらく白く光る姿を楽しませてくれることと思います。
しばらくロープウェーはお休みとなり、雪が解けて歩けるようなるまで頂上への登山道は閉鎖されます。

今年は特に暖かくてほとんど雨が降っていないため、待ち望まれた恵みの雨でもありました。

真っ白な雄姿をご堪能ください。


我が家の中庭からのぞむテイデ山

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