サマータイム

3月30日(日)にサマータイムに時間が変わりました。
朝起きて時計を1時間進めました。

夏時間の今は日本との時差は8時間。
こちらが12時の時、日本は20時です。
スペイン本土との時差1時間は変わらずあるため、こちらが12時の時マドリッドでは13時です。

時間が変わったため、先週までの時間で言えば1時間早くに起きています。
暖かい布団から出るのがつらい!こどもたちも慣れるのには数日かかり、特に2歳のチビさんは体内時計もしっかりしているようでなかなか起きてきません。
逆に、午後はこどもたちが学校から帰った後、まだまだ明るく、暖かいので公園へいったりのんびりお茶をしたり、ゆったりとした時間を楽しめています。

個人的なことですが、私はこの夏時間/冬時間が大キライです(苦笑)
この世でイヤな物は少ないのですが、これだけは別。
ある日突然、今日から夏時間、冬時間と言われ時計を変える。この明るさや太陽の傾きなら何時頃と思っていたのにそれが突然1時間変わるのです。体内時計や人の感覚は置いてきぼりにされて強制変化。この夏/冬時間は電力消費をおさえるためにできたそうですが私の個人的感覚ではあまり効果ははっきりと立証されていない印象を受けます。特にこれだけの恩恵がありますよとはっきり提示もされていないのに制度だからと従う、これに納得がいかず・・・大キライとなるのです。

毎年、この夏時間/冬時間だけはイヤ!と周囲にアピールしています(苦笑)

たいてい、慣れるのに1週間ほどかかるのですが、今回はスムーズに受け止められています。1週間前頃からメンタルを切り替え、旅行にでも出て1時間時差ができるとでも思うことにし、気持ち少し早めに寝て早く起きるようにしてきたことがよかったのかもしれません。

さて、時間の話でもうひとつ。
スペインの議会であがっている議題がひとつ。スペインが属する時間帯は本来はイギリスやポルトガルと同じ時間帯で、今とは1時間違っているそうです。それを本来のものにもどそうと検討されています。もともと、イギリスと同じ時間帯だった物を、フランコの独裁政権だった時代に、同盟国のドイツやイタリアと同じ時間帯に変更されたそうなのです。でも時間が変わってしまうと、夏は遅くまで明るく、ようやく暑さが静まった夕方から夜にかけての時間、たくさんの人が通りに出て来てバル巡りをするスペインらしい午後の風物詩も変わっていくのでは。グロバリゼーションも良いですが、昔からの良さは大事に残したいです。却下される駄政策のひとつであればと願っています。

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