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メリークリスマス!

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メリークリスマス! Feliz Navidad! 昨日雪が降って、ホワイトクリスマスとなりました。 (テイデ山の標高2,000m以上の部分に雪が降りました) 我が家の屋上から。 スペインでは今夜はクリスマスディナー。 家族が集まってごちそうを食べる日です。 我が家の今日のメニューと調理担当は主人と娘(アシスタント)。 お泊りのご家族の食事と私たちの食事を昼食後から少しずつ下ごしらえ。 メニューと調理の工程表を紙に書きだして・・・歌いながら、踊りながら 笑 良いクリスマスをお過ごしください。

カナリア諸島のコーヒー事情3 ラ・パルマ

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スペイン1の美味しいコーヒー賞を受賞したコーヒーショップがラ・パルマ島にあります。 その名は「Don Manuel」。直訳すると「マヌエル氏」。おじさんの顔がマークです。 中心都市サンタ・クルス・デ・ラ・パルマの町の真ん中にあり、港からは徒歩5分。 ラ・パルマ島を訪れる人ならどなたでも立ち寄ることができます。 観光客も住人も皆が通る町のメイン通り(Calle Anselmo Perez de Brito)にある大きな教会があるスペイン広場の正面、市役所の隣の建物です。 営業中は通りにこの自転車が出ていました 昨年から行きたいと何度も狙っていたのですが、なぜかこのお店コーヒーショップなのに日曜祝日はお休み。お昼も13時30分から16時45分までは閉まってしまい、時間が合いませんでした。 1年越しでやっと行けたお店は・・・  よい雰囲気のカナリア建築の建物のパティオ(中庭)にあり、吹き抜けで店内は明るいです。 受賞トロフィーが飾ってありました これがカフェオレ。クリーミィーで美味しい。 1.60ユーロ  バラキート・スペシャルはなんとこんな風に出てきました。おしゃれ。 このカフェテリアを知ったきっかけは、島間を結ぶビンター航空の機内誌。 2015年秋にスペインのベストエスプレッソ賞を受賞したのが紹介されていました。 地元の人にも人気で、ケーキを頼んでいる人もよく見かけました。 席数はそれほど多くないのですが、サービスに時間がかかるので時間に余裕をもっていくとよいです。 ラ・パルマ島に行く楽しみが増えました。 Cafe de Don Manuel 住所 Calle Anselmo Perez de Brito N 2, Santa Cruz de la Palma 営業時間 8:30-13:30, 16:00-20:00 土曜の午後と日曜・祝日休み

テネリフェ島 デパートのアウトレット El Corte Ingles

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El Corte Ingles(エル・コルテ・イングレス)はスペイン唯一のデパート。 テネリフェ島では中心のサンタ・クルスに店がありますが、アウトレット店が島に2か所あります。2店とも島の北側で、北空港から車で10分ほどのラ・ラグーナ郊外(モールが集まった場所)とラ・オロタバ(La Orotava)のモール内に。 レディース、メンズ、キッズのすべてがあり、スーツやドレスのフォーマルウェアからジーンズなどカジュアルな洋服にスポーツ用品、靴、カバン、日用品などがあります。 時期によって品ぞろえと値段が変わりますが、ラルフローレンやTimberland、Emidio Tucci、Hugo Boss、PepeJeans、Nike、Adidasなど ブランドのものも多くあります。 ラ・ラグーナ (目的地に表示されているのはMerkalという黄色の看板の靴屋で、同じ建物の隣の店がアウトレットです。) 高速道路沿い大型モールが集まった場所にあり、IKEAの高速道路をはさんだ反対側。 建物の1階がConforamaという家具店で、2階にPrenatalというベビーグッズの店、とMerkal(靴屋)と並んであります。 ラ・オロタバ 高速道路横のTrompoという大きなショッピングセンター内。 滑り台などがある広場に面した階の、駐車場の横にあります。 同じ階にはスペインのファストファッションブランドMangoのアウトレットも。 ここはLa Villa という大きなスーパー(Al Campo)や映画館が入るショッピングセンターとTrompoという大きな2つのショッピングセンターがつながっていて店数が多いです。

カナリア諸島のコーヒー事情2 バラキート

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今日は、昨日のブログの最後であげた バラキート(Barraquito) についてです。 テネリフェ島とラ・パルマ島だけのオリジナルコーヒー。 不思議なことに、カナリア諸島の他の島々では飲むことができません。  以前グラン・カナリア島に行ったときにバルで「バラキートを!」と頼んだところ「それは何?」と聞かれてびっくりしました。 このバラキートには2種類あります。 1.バラキート(ふつうのもの) 昨日ご紹介したように、カップの種類も示しておりレチェ・イ・レチェ(コンデンスミルク入りのカフェオレ)のコップの長いバージョンです。 レチェ・イ・レチェは高さ5cmくらいの小ぶりのカップなので、多めにコーヒーを飲みたいときにバラキートを頼みます。 バラキート(barraquito) 2.スペシャル・バラキート(レモンピールとリキュール入り) バラキート・コンプレト(全部入りの完成形バラキートbarraquito completo)とか、バラキート・エスペシアル(スペシャル・バラキートbarraquito especial)といいます。 バラキート・コンプレト  コンデンスミルクに、リキュール(お酒)とレモンの皮、シナモン、カフェオレが入った香り高い飲み物です。 Licor43というスペインのリキュールか、Tia Maria(ジャマイカ)のよくバルで見かけるリキュールが入ります。 この写真だとわかりやすいでしょうか。 まずはカップにコンデンスミルクを入れ、リキュール、コーヒー、牛乳、シナモンとレモンピールの順番に入れて、このようにきれいな層に分かれて出てくることもあります。 飲むときはこれをよくかき混ぜて。 「バラキート」と頼むと「コン・トド?(con todo)全部入れて?」とたまに聞かれることもあります。普通のバラキート?それともリキュールなどの全部入り?という意味ですね。 どこのバルでもこのスペシャルバラキートは飲めるわけではなくて、ちょっとおしゃれなカフェテリアやお菓子やお酒にこだわりがあるようなお店に多い気がします。 リキュールも甘くて香り高いので、飲みやすくデザート感覚といえるでしょうか。 テネリフェ島とラ・パルマ島で機会があったらぜひ!

カナリア諸島のユニークなコーヒー事情

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 たかがコーヒー、されどコーヒー。 バル文化が強いスペインでコーヒーはとても身近な飲み物です。   そしてスペイン本土とは異なる習慣も多いカナリア諸島で、このコーヒーもまた特別なのです。 10数年前に旅行でマドリードから来た時や、テネリフェに住み始めてもスペインの本土ではどこでも通じるのに、カナリア諸島に限ってバルで注文すると思ったようなコーヒーが来なくてやきもきしたものです。 スペイン人の人でも同じ思いをしている人も見かけ、習慣の違いと注文の仕方をきちんと説明できる人もおらず納得いかないままコーヒーを飲んでいましたが、それも今は懐かしい思い出です。 この10数年でカナリア諸島のコーヒー事情もずいぶん大陸寄りになり、スペインルールのお店や、おしゃれなカップも増えて多様化されてきましたが、まだ面白いカナリアならではのルールもあり紹介してみます。 カナリアのコーヒールール 1.コーヒーの名前は、カフェオレやエスプレッソといったコーヒーの種類だけではなく、カップの種類も表す。 カフェ・コン・レチェ(Cafe con leche)というのは日本語でいうカフェオレにあたり、コーヒーにミルクを入れたもの。私もマドリードでは好んで飲みます。 ところが、これをカナリア諸島で飲むと、なぜか微妙に量が多い! どのくらいの量かというと、食後のお腹がパンパンの時にこれ全部飲めるかなとか、出先なのにすぐトイレに行きたくなりそうと考え込む量。 実は、カフェ・コン・レチェという言葉に秘密がありました。カナリアではカフェ・コン・レチェはなぜか朝食用(para desayuno)と呼ばれる白くてシンプルな大きなコーヒーカップに入れて飲むものなのです。 カフェ・コン・レチェ(cafe con leche) いわゆる一般的な量を飲みたい場合は、コルタード・ナトゥラル(cortado natural)と頼むとよいです。(私はほぼこれを飲んでいます) コルタード・ナトゥラル(cortado natural) 本来であれば、コルタードというのはミルク少なめの少し濃い目の苦いコーヒーのことを指します。ですが、カナリアではコルタードというのは小さめのカップに入れたカフェオレなのです。 そしてなぜナトゥラル(natural 自然の、普通の)と付

年末年始のカナリア諸島旅行について

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クリスマスから年始にかけては最もにぎわう時期です。 冬休み期間の予約はいっぱいで、満室というホテルが多くなってきています。 これから予約をされる方、また、ホテルは取っているのだけれどもレンタカーはまだこれから予約という方などがいらっしゃいましたら、なるべく早くお手配されるようおすすめいたします。 ここ数年、年末年始は大変なにぎわいですが、今年はさらに多いそうです。 年末年始に限ってですが、直前に予約をしようとすると「どこに電話をしてもレンタカーが1台も残っていない」という事態も珍しくありません。 テイデ山の登頂許可(国立公園)とロープウェイの乗車予約も、早くも今年は来年までの予約がすでに入りうまりつつありますのでお早めにお申し込みください。 私自身が日本語で島をご案内させていただくガイドサービスも、たくさんのお申し込みをいただき冬休み期間中は満席となりました。 12月17日以前と、1月9日以降のお日付はご案内が可能ですので、どうぞお問合せください。

初冠雪 追加情報

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今朝の、テイデ山です。 26日の午後に北斜面にふたたび雪が降りましたが、その後は太陽が出て日々雪が少なくなっています。 我が家の屋上から見たテイデ山。 雨で空気がきれいになったせいか、山の緑や海の青さがキラキラしています。

初冠雪

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大きな低気圧が近づいて昨日は大雨でした。 今日は…朝が明けるとテイデ山が白くなっていました。 今シーズン初冠雪。 高さ2,500mくらいで線ができたように上が白くなっています。 偶然にも、富士山でも今日が初冠雪だそうです。 いつもより26日遅く、最も遅い年だそうで日本でニュースになっていました。 8時ころの下の気温は15℃。このように山が見えていました。 昨年の記録を見たら10月23日に初冠雪、同じ時期でした。 今日はロープウェイはお休みです。テイデ国立公園へのぼる道路はあいており行くことはできるのですが、まだ低気圧の影響が残り山の上はお天気が安定していません。午前中山が見えていましたが、お昼頃から雲で覆われています。 明日か明後日以降、お天気が戻って来てから行くのが良いです。雪は山の上のほうだけで、量も少ないので数日でなくなりそうです。

クルーズ船のシーズン開始

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クルーズ船のシーズンが始まりました。 サンタ・クルスの港にもほぼ毎日大型船が寄港しています。  カナリア諸島のクルーズシーズンは秋から春にかけて。これからが本格始動です。 テネリフェ島には朝に入港して午後に出港する船が多く、1日島を楽しむことができます。 のぞいてみませんか?    船上の世界とは360度変わる、雄大な火山に囲まれる世界遺産の国立公園   島の台所である色とりどりの食材が集う市場   アメリカ大陸発見の大航海時代に作られた色とりどりの建物が並ぶ古い町並み テネリフェ島在住14年目、旅行の仕事をはじめてから20年の、島々を愛する日本人ガイドがご案内させていただきます。 カナリア諸島はバルセロナとバレアレス諸島の次に、スペインでクルーズ船が多く来る場所です。多い日には乗客3,000人乗りの船が2、3隻寄港しています。 ご来島を心待ちにしております。 カナリア諸島でのご旅行をどうぞお楽しみください。

イベリア航空 東京/マドリード直行便が運航

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今週からイベリア航空の東京/マドリードの直行便が運航開始しました。  これにより、マドリードで1回の乗り継ぎだけでカナリア諸島に来ることができるようになりました!朗報です。 乗り継ぎ時間は長く待つことがなく、同日にテネリフェに到着することができます。 イベリア航空のホームページで、発着時刻と、料金を調べてみました。 イベリア航空のマドリード直行便を利用した東京/テネリフェ間のスケジュール(例) Narita 11:20 Madrid 17:30 Madrid 21:00 Tenerife North 21:50 Tenerife North 07:00 Madrid 10:40 Madrid 12:20 Narita 09:35+1 成田発着で、週に3便運航。マドリードまでは約13時間半の飛行。 12月で安い日付を選ぶとテネリフェへの往復が11万円台でありました。(税込み) ホームページではいろいろな便が出てきて自分の好きなものを選ぶことができます。乗り継ぎが1回増えて、ロンドン・マドリード経由で羽田発着にすることもできました。 日によっては、こちらのほうが料金が安いこともあり、乗り継ぎ回数は増えますが、テネリフェ空港到着の時間は同じでした。 Haneda 09:45 London Heathrow13:35 London Heathlow 15:35 Madrid 19:05 Madrid 20:00 Tenerife North 21:50 東京で預けた荷物はテネリフェ空港まで一直線。 万一飛行機が遅れても、航空会社が違う便を振り替えてくれ、宿泊なども必要な場合は航空会社が手配してくれます。 日本からカナリア諸島だけを目的に旅行される方には、ルートが増えたことになります。 1回の乗り継ぎで来れて便利な方法としては、ブリティッシュエアウェイズを利用するものもあります。 ロンドンヒースローで乗り継ぎ、テネリフェ空港へ。 こちらも日付によっては、お手頃なチケットが手に入ることがあり、羽田発着などのメリットがあります。テネリフェでは南空港に到着することがあります。 羽田と成田発着があり、パリとマドリードで2回乗り継ぎを行うエールフランス航空は夜便が充実していて寝ている間に長距離移動ができます。

テイデ山の帽子

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朝起きると、テイデ山に帽子。 島ではよく知られたこの現象、今日の午後か明日にお天気がくずれるのかもしれません。 大雨の前の印、テイデ山の帽子雲です。 カリブ海とフロリダをおそった大型ハリケーンの「マシュー」、この尾っぽが大西洋をわたってカナリア諸島にかかるかもしれないとのこと。世界はつながっていてこんな風に影響するのですね。 風向きを見ているとどうも地元で「ラ・パルマ島のお天気」と呼ばれる気象現象になりそうで、島の南側でお天気がくずれそうです。こんな時は北側では気温があがって暖かくなり、のんびり穏やかな日です。

秋のPuerto Naos

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夏に比べると朝晩が涼しくなり、やさしい太陽の光を受ける秋です。 昼間は島のほとんどでまだ半袖の陽気です。 この時期の日の出は8時頃、日の入が19時40分頃。 今日の写真は、Puerto Naosの夕方の様子です。 お天気が良い日は大西洋に沈んでいく夕日を見ながらこんな穏やかな夕方を楽しむことができます。