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6月, 2014の投稿を表示しています

La Orotavaの砂絵 完成間近

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木曜日はLa Orotavaのフラワーカーペットのお祭。 生花で作られる通りを覆うカーペットは当日の朝から作られますが、1ヶ月程前から市庁舎前広場では大きくて精巧な砂絵が製作されています。 大きさはなんと900平米、使われる砂は1,500kgから2,000kg弱。 世界で唯一、テイデ国立公園の天然の砂を使うことが許されています。 3日後の祭を控え、ほぼ完成に近づきつつあります。 祭の当日は、雨と風よけのテントが外され披露しますが、製作途中の様子も面白いです。キリスト教の宗教絵図がモチーフとなり、これが砂で作られるとは!と感心する、緻密で精巧な作品です。 街中もいたるところでカナリアの飾り付けが始まっていました。 牧畜の神様をたたえる祭も行われ、木曜日から4日間お祝いが続きます。 3日後のお祭を前に、現在の姿はこちら。

フラワーカーペットのお祭

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今年もこの時期がやってきました。 6月の半ばから末頃に行われる、カソリックのお祭Corpu Christi。 テネリフェ島ではフラワーカーペットのお祭とも呼ばれ、各地で生花や色砂を使ってレッドカーペットならぬ、絵のじゅうたんが作られます。 島の北側でも、週末の土曜日はTacoronteやEl Sauzalと行った小さな街で、日曜日は世界遺産La Lagunaの街、Puerto de la Cruzで行われました。 1番古く由緒あるのはLa Orotavaのもの。今週の木曜日です。 こちらは、市庁舎前広場に国立公園の天然の砂を使った500平米の砂絵が描かれ、フラワーカーペットはふんだんに生花が使われさすが本家といった堂々たるもの。 見ごたえありますよ。 La Lagunaのものは旧市街をぐるっと囲み、距離が1番長いです。 地元の人が多く、それほど混まずに比較的見やすいのもいいです。 学校や企業、教会などグループがそれぞれの担当場所を作り、長い長いカーペットができます。朝8時頃から始め、12時頃にはほとんどのところが完成していました。 このお祭りのすごいところは、こんなにきれいなものなのに、1日しか見ることができないことです。午後19時に行われるミサの後、マリア像を載せた宗教行列がこのじゅうたんの上を通ります。行列の後はぐちゃぐちゃに。 数時間の間だけ楽しむことができる、大変貴重な景色を、お楽しみください。 今年の様子はこちら。

国立公園は今日も快晴です

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日本はここ3日くらい夏日続きだそうですが、こちらは曇りと雨の日が多くどちらかというと肌寒いくらいの不安定な日が続いています。 でも・・・ 国立公園は今日も快晴。真っ青な空が広がります。 これは、国立公園が標高2,200m以上で、雲海をぬけてしまう高さにあるからですね。 下界では霧が出たり雨が降っていても、国立公園は晴れていることが多いのです。 よく下から山を見上げて、今日は山に行くべきでないかな?と悩む観光客の人は多いのですが、「だいじょうぶです」上は、きっと青空が広がっています。 日焼け止めと帽子は年中忘れずに持っていってくださいね。 ちなみに、もっともお天気が悪かった金曜日の下界の様子・・・。 霧や雲がたまりやすく、雨が多い北空港付近で撮った写真です。 下ではこんなお天気でも、雲をぬけた国立公園では青空が待っています。

満開の国立公園

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タヒナステという、独特の姿でテイデ国立公園を代表する植物が満開です。 これはタヒナステ・ロホ(Tajinaste Rojo, Echium wildretii)という名前で、世界でもテイデ国立公園でしか見ることができない植物です。 この花がニョキニョキ火山風景をバックに咲いている様子は、「またどこの惑星に来てしまったのだろう?」と思う程、エキゾチック。 5月の半ばから6月の始めにかけてのこの時期にだけしか見られない貴重な景色です。 今年は特に花が多い印象。60cmから1mくらいのものが多いですが、2mを超える強者もいますよ。 蜂がせっせと蜂がせっせと蜜を取りに来ていました。標高の高い国立公園でとれる蜂蜜は 世界でもっとも純でピュアな蜂蜜です。 世界自然遺産に登録されたこの環境は、大陸から離れ汚染と縁が無く、雲海に守られて下界の排気ガスなどものぼらずきれいな空気だからなのです。そのため、ここで採れる蜂蜜はまさにピュア、ピュア純粋なものだそうです。 子どもたちは蜂が多いのを気にしていましたが、「何もしなければ大丈夫!何もされない」と言い聞かせていました。でも、花がきれいで人も多かったからでしょうか、ロープウェー乗り場の付近では何人か刺されていた人が出ていたそうです・・・。気をつけなくてはですね。後で聞きました。 実はこのタヒナステの蜂蜜、昨年と一昨年は収穫量が少なくほとんど採れなかったのですが、今年はどうでしょう?? 薄いレモン色で濃厚な蜜は私たちも大好きなので今年は期待したいです。

カナリアの日

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5月30日はカナリアの日。カナリア全島で祝日です。 今年もカナリアスポーツなど、カナリア文化にちなんだイベントが各地で行われていました。 お休みの前日はほとんどの保育園、幼稚園、小中学校でみんながカナリアの伝統衣装を着て登校します。カナリアの歌を歌ったり、踊ったり。カナリア州の旗を作ったりカナリアの日が近づくと、カナリア文化にちなんだイベントが増えます。 伝統衣装は街によっても、地域によってもちがうものがあり、カラフルでかなりのバリエーションがあります。 子どもたちは学校に着ていくからともかく、大人もほとんどの人が持っているものなのですよね。何着か持っている人も珍しくないです。凝ったものは手縫いで刺繍が入っていたり、何百ユーロするものもあります。たかが民族衣装とは侮れず。これを来ていないと入れないお祭りなどがあり、みんなちゃんと来て参加します。活用されていますね。 我が家は私たち両親が島の出身でないのでカナリア文化にどっぷりとは浸かっていませんが、こどもたちの衣装は一応揃っています。諸島全体でこどもたちが衣装を準備して・・・といい産業ですね(苦笑)なんて現実的なことも頭をよぎったり(トホホ) 3人ともしっかりカナリア人になって登校していきました。 こちらの写真は学校で行われた催しものの様子。学校イベントのため、こどもたちが出る写真はブログ掲載はできないので小さめサイズでぼやかしています。帽子をかぶっている子がいたり、ズボンとお揃いのベストがあったり、色々な衣装があるくらいの様子は伝わるでしょうか。