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3月, 2016の投稿を表示しています

レンタカーでテイデ国立公園を訪れる方へ 

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一昨年は490万人、昨年は540万人と年々テネリフェ島を訪れる観光客が増えています。 自然と、テイデ国立公園の訪問者も増加傾向です。 ざんねんなことに同様に増えているのが、国立公園内だからこそ起きる車上荒らしや置き引きのようです。 雄大な自然に囲まれのびのびとできる場所で、ご旅行を楽しいまま続けられるように以下のことに注意してお出かけください。 車上荒らしなどの例 1.「あぁ、きれい‼」と車のすぐ横だからと写真を撮っているうちに、車のドアを開けられて座席上にあった荷物がなくなる。 数秒の出来事のようで、スマフォをチェックしているうちに運転手が乗っていても、後部ドアが開けられて荷物をとられたケースもあるそうです。運転手はてっきり家族の誰かがドアを開けたものと思っていたけれども、あとから考えたらたぶんあの時と思い出したそうです。 半日以上気が付かず、どこでなくなったか心当たりがないケースもあるようです。 2.周囲に人陰がない場所に駐車、山歩きを楽しむ。その間に窓ガラスが壊されたり、ドアを無理やり開けられて車内に残していた荷物がなくなる。 被害届が出ると、周囲の治安警察のパトロールが増えるなど、島政府や国立公園も十分に警戒して対策が取られていますし、数は多くはないようなのですが、こういったケースもあるということです。 刃物を使うなどケガや身の危険をなど警戒すべきなケースはなく、安心してまわることができます。 せっかく撮った写真入ったカメラや、携帯電話、愛着あるものがなくなってガッカリといったことがないようにとこちらで注意喚起をすることにいたしました。 こういった対策と注意をすることができます。 1.まわりに人がいない時間帯や人の少ない場所での駐車に気を付けること。 可能であれば、そういった場所で車から離れないこと。離れる場合は、車内の見える場所に荷物を置きっぱなしにしない、できれば荷物を持ち歩くこと。 2.車の外に出るときは、たとえ数歩の位置でも毎回必ず車のロックをかけること。 3.高価なものではなくても、荷物はトランクなどの見えない場所にしまこと。 安心して、存分に国立公園とその火山、自然を楽しんでいただきたいと思います。 今日は青空で快晴、夏のようなポカポカ陽気、のんびりしていた午前中とは一転、午後から急に

スペインの桜

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スペインの桜、カナリア諸島の桜ともいうべき花が満開です。 桜によく似た花で、我が家の中庭の木も今年はたくさん花をつけてくれました。 うれしいことに花が散らずに長く咲いてくれて、数週間楽しませてくれています。 花の先に実がなっているのがわかりますか? これはアーモンドの花で、2月から3月にかけて目にすることができます。 山間部ではこのように山桜のように 真っ白のものや、桃色のもの。色合いは様々ですが、桜の花にそっくりです。 我が家の中庭(パティオ)ではこんな風に咲いています。 写真では少々地味ですが、隣のブドウ畑や、その隣などいくつも花が咲いて目にするたびに心が弾みます。 夜闇の中に白くぼぅっと浮かび上がり、朝もやでは濃い花の香りをまきます。朝はミツバチが寄って来て羽音がにぎやかです。

今日から夏時間に

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今日から時間が変わります。 夏時間になり、今朝1時間時計を早めました。 カナリア諸島はスペイン本土と時差が1時間あり(カナリア諸島が1時間遅れ)、日本との時差は-8時間になります。日本が20時のとき、こちらは12時です。  イギリスと同じ時間帯です。 今日は幸い仕事も入っておらずのんびりモードですが、明日からは1時間早く起きねばです。 身体が慣れるまでなんとなく体内時計が追いついていかず、落ち着くまでにいつも1週間くらいかかります。 今はイースター(聖週間)の休暇中です。 ヨーロッパ全体でお休みのところが多く、カナリア諸島のホテルは95%以上の予約率とかで、どこへ行っても大賑わいです。 ドイツのメルケル首相がラ・ゴメラ島で、イギリスのブレア首相がランサローテ島、カナリア諸島を選び1週間の休暇を過ごされています。 ここ数日は古い町並みが残る街々で、カソリックのミサや宗教行列が行われました。 いたるところで、花が咲き始めてきもちのよい季節となってきました。 Tajinaste(タヒナステ)というこんな変わったお花も咲き始めています。 テネリフェ島やラ・パルマ島の高い部分では、同じ花でもそこにしか咲かない固有の種があり、5月末ころから6月にかけてみることができます。