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スペインの緊急事態宣言とは? 新型ウイルスへの対策

3月14日 「緊急事態宣言」 がスペイン全土で発令されました。 「緊急事態宣言」とは、そもそも、どういうことでしょう? この先2週間は、 観光施設はクローズ 食料品店・スーパー、薬局のみが営業  で、 テレワークで自宅から仕事  をして、 公共の交通が減り 、 学校は休校  です。 各自が家にこもり、人との接触を減らします。 人々の移動を減らし、新柄ウイルスの感染を撲滅させようという処置です。 外出に出られるのはこのためだけです。 1.食料品・薬など生活必需品の入手のため。1人で出かけること。 2.テレワークができない仕事にでかけるため 3.緊急性のある病気で、病院に向かう時 町から人や車がいなくなりました。 ビーチやハイキングルート、国立公園も閉鎖されました。 数日前からは想像がつかないまさか、まさかの展開です。 怒涛の展開ですが、完滅させようという本気度も伺えます。 ここは良くてあそこはダメとできる基準が無いため、 すべてを禁止という大技です。 発令に従わない場合は、罰金・警察の捕縛が可能です。 15日間とはいっているものの、何日までと明言はしていません。 カナリア諸島は相変わらず暖かくて数日前と変わらず穏やかです。 スペイン全土と同様にスーパーや薬局のみが営業、町から人が消えました。 フェリーは、乗客無しで運行。物資だけを運びます。 飛行機も今日は運航していますが、今後便が減るようです。 バルやレストラン、一切の商売は2週間閉店。 ウイルスと、その後の経済状況とどちらが怖いか…微妙なところです… 医療関係者・スーパー、市場関係者ががんばってくれています。 ここでズルズル長引かせず撲滅させたいです。 これしきのことで、弱音をはいていてはいけませんね。 スペインの感染者が増えたことは、日本のメディアでも話題に なるかもしれません。 実はスペインでは感染の検査が追い付いていません。 ほとんどが電話での判断です。 電話聞いた症状をもとに、陽性・陰性の判断をして感染と診断されます。 症状が重くならない限りは自宅療養です。 主人の友人の1人が

スペインのコロナウイルス 最新情報が受け取れます 

「スペインは入国制限があるの?」 「コロナウイルスの今の状況は?」 外務省のたびレジから、最新情報を受け取ることができます。 登録は簡単、 ホームページ から。 最新情報がメールで届きます。 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 3月5日発信のたびレジ ○3月5日15時現在,スペイン全土で確認された新型コロナウイルス感染者数は累計で237人。 ○常に最新の情報を収集するとともに,手洗い,咳エチケットの徹底など感染予防に努めてください。 1 3月5日15時,スペイン政府はプレスリリースで,スペインで発生した新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数が237人に達した旨発表しました。 <感染者数の州別内訳(累計)> 計16州 237人(+39)(死亡者3人) マドリード州:90人,バレンシア州:19人,バスク州:17人,カタルーニャ州:24人,アンダルシア州:12人,カスティーリャ・ラ・マンチャ州:13人,カスティーリャ・レオン州:11人,カンタブリア州:10人,カナリア州:8人,ラ・リオハ州:11人,エストレマドゥーラ州:6人,バレアレス州:6人,ナバラ州:3人,アストゥリアス州:5人,ガリシア州:1人,アラゴン州:1人 2 旅行者に対する入国制限や入国後の行動制限,生活上の規制に関する情報(スペイン保健省発表) (1)現在のところ,スペインに到着した渡航者に対する検疫措置や特別管理措置は実施されておりません。 (2)ただし,スペイン到着から14日を経過するまで,以下の対応を推奨しています。  ●健康な状態の場合,通常の生活を継続して問題ない。他方,発熱,咳,呼吸困難といった症状が発生する可能性を念頭に置いて,健康状態に留意すること。  ●発熱,咳,呼吸困難といった呼吸器系の症状が発生した場合,自宅に待機し,他者との距離を1メートル以上保ち,濃厚接触を避けるとともに,電話(112)により医療機関に連絡し,旅行歴及び症状を伝えて診断を求めること。 3 お願い (1)感染予防対策の徹底 手洗い・咳エチケットの励行,人混みを避ける等の新型コロナウイルス感染に対する適切な対応をお願いいたします。 (2)情報収集 新型コロナウイルスに関する各国の対応策は流動的ですので,スペイ

新型コロナウイルス、カナリア諸島はだいじょうぶ? 

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3月4日 テネリフェ島テイデ国立公園の人気展望台 「予定通り旅行に出かけるか迷っています」 「現地は、だいじょうぶですか?」 2月末頃から日々こんなお問い合わせを受けています。 ご心配はもっともですね。 ニュースを見たり、ネットで調べるほど、迷いや不安もあるかもしれません。 少しでも判断材料になればと、今のカナリアについて発信します。 3月4日 テネリフェ島・ガラチコのステキなプチホテル前(La Quinta Roja Hotel) ・暖冬で、ポカポカ陽気。気温は20℃を超え穏やかです。 ・町でマスクをしている人はほとんど見かけません ・東洋人に対する偏見や差別はありません ・海風・貿易風のおかげで空気がきれいです ・3月5日現在、入国制限はありません ・現地の人は普段通りの生活をしています 出張制限などもありません ・手を洗う習慣が根付きました   (前は帰宅時やご飯の前に手を洗わない人が多かったのですが…) ・ウイルスが理由の観光施設のお休み、コンサートの中止はありません。 ・予定通り旅行する方も、キャンセルもあります。 ・観光地はいつもより空いています 3月4日 テネリフェ島・1年中色花がきれいなマスカ村 カナリア諸島の累計感染者は9名、現在も入院・治療中の人は6人です(3月5日) イタリアからの観光客とイタリアから帰ってきた人で、経過は良好です。 これまでの発症は、テネリフェ島とラ・ゴメラ島です。 テネリフェ島ではホテルの宿泊客が隔離されましたが徐々に帰国中です。 3月4日 テネリフェ島・テイデ国立公園 「病は気から」とも言います。 十分に予防して、明るく前向きに日々を過ごしたいと思います。 しっかり休息とご飯をとり、免疫力を高めて菌を元気に吹っ飛ばしたいです。 スペイン人の、有事さえも笑って受け入れ、明るく乗り越える底力が面白いです。