新型コロナウイルス、カナリア諸島はだいじょうぶ? 

3月4日 テネリフェ島テイデ国立公園の人気展望台
「予定通り旅行に出かけるか迷っています」
「現地は、だいじょうぶですか?」
2月末頃から日々こんなお問い合わせを受けています。

ご心配はもっともですね。
ニュースを見たり、ネットで調べるほど、迷いや不安もあるかもしれません。

少しでも判断材料になればと、今のカナリアについて発信します。
3月4日 テネリフェ島・ガラチコのステキなプチホテル前(La Quinta Roja Hotel)

・暖冬で、ポカポカ陽気。気温は20℃を超え穏やかです。
・町でマスクをしている人はほとんど見かけません
・東洋人に対する偏見や差別はありません

・海風・貿易風のおかげで空気がきれいです
・3月5日現在、入国制限はありません

・現地の人は普段通りの生活をしています 出張制限などもありません
・手を洗う習慣が根付きました 
 (前は帰宅時やご飯の前に手を洗わない人が多かったのですが…)
・ウイルスが理由の観光施設のお休み、コンサートの中止はありません。

・予定通り旅行する方も、キャンセルもあります。
・観光地はいつもより空いています


3月4日 テネリフェ島・1年中色花がきれいなマスカ村
カナリア諸島の累計感染者は9名、現在も入院・治療中の人は6人です(3月5日)
イタリアからの観光客とイタリアから帰ってきた人で、経過は良好です。
これまでの発症は、テネリフェ島とラ・ゴメラ島です。

テネリフェ島ではホテルの宿泊客が隔離されましたが徐々に帰国中です。
3月4日 テネリフェ島・テイデ国立公園
「病は気から」とも言います。
十分に予防して、明るく前向きに日々を過ごしたいと思います。
しっかり休息とご飯をとり、免疫力を高めて菌を元気に吹っ飛ばしたいです。

スペイン人の、有事さえも笑って受け入れ、明るく乗り越える底力が面白いです。

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