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La Orotavaの砂絵 完成間近

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木曜日はLa Orotavaのフラワーカーペットのお祭。 生花で作られる通りを覆うカーペットは当日の朝から作られますが、1ヶ月程前から市庁舎前広場では大きくて精巧な砂絵が製作されています。 大きさはなんと900平米、使われる砂は1,500kgから2,000kg弱。 世界で唯一、テイデ国立公園の天然の砂を使うことが許されています。 3日後の祭を控え、ほぼ完成に近づきつつあります。 祭の当日は、雨と風よけのテントが外され披露しますが、製作途中の様子も面白いです。キリスト教の宗教絵図がモチーフとなり、これが砂で作られるとは!と感心する、緻密で精巧な作品です。 街中もいたるところでカナリアの飾り付けが始まっていました。 牧畜の神様をたたえる祭も行われ、木曜日から4日間お祝いが続きます。 3日後のお祭を前に、現在の姿はこちら。

フラワーカーペットのお祭

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今年もこの時期がやってきました。 6月の半ばから末頃に行われる、カソリックのお祭Corpu Christi。 テネリフェ島ではフラワーカーペットのお祭とも呼ばれ、各地で生花や色砂を使ってレッドカーペットならぬ、絵のじゅうたんが作られます。 島の北側でも、週末の土曜日はTacoronteやEl Sauzalと行った小さな街で、日曜日は世界遺産La Lagunaの街、Puerto de la Cruzで行われました。 1番古く由緒あるのはLa Orotavaのもの。今週の木曜日です。 こちらは、市庁舎前広場に国立公園の天然の砂を使った500平米の砂絵が描かれ、フラワーカーペットはふんだんに生花が使われさすが本家といった堂々たるもの。 見ごたえありますよ。 La Lagunaのものは旧市街をぐるっと囲み、距離が1番長いです。 地元の人が多く、それほど混まずに比較的見やすいのもいいです。 学校や企業、教会などグループがそれぞれの担当場所を作り、長い長いカーペットができます。朝8時頃から始め、12時頃にはほとんどのところが完成していました。 このお祭りのすごいところは、こんなにきれいなものなのに、1日しか見ることができないことです。午後19時に行われるミサの後、マリア像を載せた宗教行列がこのじゅうたんの上を通ります。行列の後はぐちゃぐちゃに。 数時間の間だけ楽しむことができる、大変貴重な景色を、お楽しみください。 今年の様子はこちら。

国立公園は今日も快晴です

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日本はここ3日くらい夏日続きだそうですが、こちらは曇りと雨の日が多くどちらかというと肌寒いくらいの不安定な日が続いています。 でも・・・ 国立公園は今日も快晴。真っ青な空が広がります。 これは、国立公園が標高2,200m以上で、雲海をぬけてしまう高さにあるからですね。 下界では霧が出たり雨が降っていても、国立公園は晴れていることが多いのです。 よく下から山を見上げて、今日は山に行くべきでないかな?と悩む観光客の人は多いのですが、「だいじょうぶです」上は、きっと青空が広がっています。 日焼け止めと帽子は年中忘れずに持っていってくださいね。 ちなみに、もっともお天気が悪かった金曜日の下界の様子・・・。 霧や雲がたまりやすく、雨が多い北空港付近で撮った写真です。 下ではこんなお天気でも、雲をぬけた国立公園では青空が待っています。

満開の国立公園

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タヒナステという、独特の姿でテイデ国立公園を代表する植物が満開です。 これはタヒナステ・ロホ(Tajinaste Rojo, Echium wildretii)という名前で、世界でもテイデ国立公園でしか見ることができない植物です。 この花がニョキニョキ火山風景をバックに咲いている様子は、「またどこの惑星に来てしまったのだろう?」と思う程、エキゾチック。 5月の半ばから6月の始めにかけてのこの時期にだけしか見られない貴重な景色です。 今年は特に花が多い印象。60cmから1mくらいのものが多いですが、2mを超える強者もいますよ。 蜂がせっせと蜂がせっせと蜜を取りに来ていました。標高の高い国立公園でとれる蜂蜜は 世界でもっとも純でピュアな蜂蜜です。 世界自然遺産に登録されたこの環境は、大陸から離れ汚染と縁が無く、雲海に守られて下界の排気ガスなどものぼらずきれいな空気だからなのです。そのため、ここで採れる蜂蜜はまさにピュア、ピュア純粋なものだそうです。 子どもたちは蜂が多いのを気にしていましたが、「何もしなければ大丈夫!何もされない」と言い聞かせていました。でも、花がきれいで人も多かったからでしょうか、ロープウェー乗り場の付近では何人か刺されていた人が出ていたそうです・・・。気をつけなくてはですね。後で聞きました。 実はこのタヒナステの蜂蜜、昨年と一昨年は収穫量が少なくほとんど採れなかったのですが、今年はどうでしょう?? 薄いレモン色で濃厚な蜜は私たちも大好きなので今年は期待したいです。

カナリアの日

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5月30日はカナリアの日。カナリア全島で祝日です。 今年もカナリアスポーツなど、カナリア文化にちなんだイベントが各地で行われていました。 お休みの前日はほとんどの保育園、幼稚園、小中学校でみんながカナリアの伝統衣装を着て登校します。カナリアの歌を歌ったり、踊ったり。カナリア州の旗を作ったりカナリアの日が近づくと、カナリア文化にちなんだイベントが増えます。 伝統衣装は街によっても、地域によってもちがうものがあり、カラフルでかなりのバリエーションがあります。 子どもたちは学校に着ていくからともかく、大人もほとんどの人が持っているものなのですよね。何着か持っている人も珍しくないです。凝ったものは手縫いで刺繍が入っていたり、何百ユーロするものもあります。たかが民族衣装とは侮れず。これを来ていないと入れないお祭りなどがあり、みんなちゃんと来て参加します。活用されていますね。 我が家は私たち両親が島の出身でないのでカナリア文化にどっぷりとは浸かっていませんが、こどもたちの衣装は一応揃っています。諸島全体でこどもたちが衣装を準備して・・・といい産業ですね(苦笑)なんて現実的なことも頭をよぎったり(トホホ) 3人ともしっかりカナリア人になって登校していきました。 こちらの写真は学校で行われた催しものの様子。学校イベントのため、こどもたちが出る写真はブログ掲載はできないので小さめサイズでぼやかしています。帽子をかぶっている子がいたり、ズボンとお揃いのベストがあったり、色々な衣装があるくらいの様子は伝わるでしょうか。

十字架のお祭り

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5月3日(土)はDia de Cruz(クルス:十字架の日)でした。 この日は名前にCruz(十字架)がつく街は祝日で、生花で飾った十字架を並べたり花火が打ち上げられるお祭りも行われます。 島のどこの街でもある十字架もみな花で飾られます。 あいにく十字架のお祭りは見に行けませんでしたが、今日Puerto de la Cruzに行くとまだ街の中にたくさんの十字架がありました。

咲き始めました

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国立公園の花が咲き始めました。 毎年、5月初め頃から7月初め頃にかけて、1月と少しくらい花が咲く時期がありますが今年もそこまで来ているようです。 写真はタヒナステ。赤と紫色の小さな花がたくさんつく、特徴的なテイデの代表的な花です。花がついているのはこの1本だけで、まだまだこれからです。 5月の末頃にはもっと色々な花が咲いて、一面が黄色と白の花のじゅうたんになり、圧巻です。

飛鳥ll来航

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日本の豪華客船「飛鳥ll」が来航しました!! 昨年から地元の新聞にものり、楽しみに楽しみに1年待っていました。 クルーズ船の人気の寄港地のため、毎日何隻もとまっていることがあり客船自体はあまり珍しくありませんが、乗っている人がほぼ日本人!! 港まで見に行ったのだけど、セキュリテティーが厳しく、遠くから眺めるだけ、ざんねん。 それでも、港を歩くたくさんの日本人の人にお会いして「こんな日本から遠くは慣れたテネリフェで日本人がうじゃうじゃ」くすぐったいような不思議な気分。 1番奥に停まっている船が飛鳥llです。 今まわっているのは世界一周112日間のコースだそうです。 アフリカのナミビアから来て、これからポルトガルのリスボンに向かうそう。 どんな旅なのでしょうね、想像するだけでも楽しそうです。

4月の雪

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強風で屋根の瓦が飛ばされるかと思う夜を過ごした後・・・朝起きたらテイデ山が白くなっていました。 数年に1度の珍しい4月の雪。 4月は暖かい日が続いたと思ったら、突然数日気温が下がることもあり、それを繰り返しながら夏に向かっていく季節です。半袖の日が増えて、先日衣替えをしました。 雪の翌日は温暖、快晴。 「海水浴をしながら、雪のテイデ山を見上げる」という島の人が自慢する、色々な気候を持つ島ならではの日となりました。 幸い、強風で家が飛ばされることはなかったのですが、 中庭のアーモンドの木・・・強風で葉っぱも実も大分飛ばされていました。 夜半過ぎに、びゅんびゅん鳴ってすごい風だったのです。 幸い今年は実が多い年でまだまだたくさん木に残っているので、夏の収穫が楽しみです。

NASAのコンクール1位授賞

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NASAの2014年Tournament Earthというコンクールでカナリア諸島の衛星写真が1位を授賞しました!! 選ばれた32写真がサイト投票によって勝ち抜けていくトーナメント制。 決勝に残ったのは、7島の衛星写真と、ロシアのクリチェフスコイ自然公園の噴煙があがる火山。昨日カナリア諸島のものが1位に選ばれました。 写真は、2013年6月15日に衛星「Terra」によって撮影されたもの。 太陽光に反射する大西洋と、偏西風によって流れる雲や波の様子がよく分かります。 このコンクールは2年目で、1回目の昨年はエル・イエロー島の海底火山の写真が優勝しています。 2年連続の諸島の授賞はうれしいニュース、地元メディアでも大きく取り上げられています。 NASAのコンクールのページ http://earthobservatory.nasa.gov/TournamentEarth/ 昨年優勝したエル・イエロー島の海底火山の写真はこちら。

海開き

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週末、お天気に恵まれました。 暑くてビーチにでも行きたい気分!といつもより少し早いのですが海に遊びに出かけました。我が家から車で25分ほどのPuerto de la Cruzの広いビーチへ。 普段は、島の北側では5月から9月が海水浴シーズンです。 まだ少しはやいのか駐車スペースにも余裕があって今日はビーチの目の前に車を止めることができました。このオフシーズンのビーチは日差しもまだそれほど強くなく、それほど混み合わないのが良いですね。 こどもたちも久々のビーチで全身を使って遊び、大喜びです。 4月は好天が続いたら、また少し涼しい日が続いてというのを繰り返して夏にむかって季節が変わっていきます。「三寒四温」とも言えるのでしょうか、これを乗り越えると5月は昼間は半袖の日が多くなります。 サンダルや水着を久しぶりに出して、気分も上り調子です。

サマータイム

3月30日(日)にサマータイムに時間が変わりました。 朝起きて時計を1時間進めました。 夏時間の今は日本との時差は8時間。 こちらが12時の時、日本は20時です。 スペイン本土との時差1時間は変わらずあるため、こちらが12時の時マドリッドでは13時です。 時間が変わったため、先週までの時間で言えば1時間早くに起きています。 暖かい布団から出るのがつらい!こどもたちも慣れるのには数日かかり、特に2歳のチビさんは体内時計もしっかりしているようでなかなか起きてきません。 逆に、午後はこどもたちが学校から帰った後、まだまだ明るく、暖かいので公園へいったりのんびりお茶をしたり、ゆったりとした時間を楽しめています。 個人的なことですが、私はこの夏時間/冬時間が大キライです(苦笑) この世でイヤな物は少ないのですが、これだけは別。 ある日突然、今日から夏時間、冬時間と言われ時計を変える。この明るさや太陽の傾きなら何時頃と思っていたのにそれが突然1時間変わるのです。体内時計や人の感覚は置いてきぼりにされて強制変化。この夏/冬時間は電力消費をおさえるためにできたそうですが私の個人的感覚ではあまり効果ははっきりと立証されていない印象を受けます。特にこれだけの恩恵がありますよとはっきり提示もされていないのに制度だからと従う、これに納得がいかず・・・大キライとなるのです。 毎年、この夏時間/冬時間だけはイヤ!と周囲にアピールしています(苦笑) たいてい、慣れるのに1週間ほどかかるのですが、今回はスムーズに受け止められています。1週間前頃からメンタルを切り替え、旅行にでも出て1時間時差ができるとでも思うことにし、気持ち少し早めに寝て早く起きるようにしてきたことがよかったのかもしれません。 さて、時間の話でもうひとつ。 スペインの議会であがっている議題がひとつ。スペインが属する時間帯は本来はイギリスやポルトガルと同じ時間帯で、今とは1時間違っているそうです。それを本来のものにもどそうと検討されています。もともと、イギリスと同じ時間帯だった物を、フランコの独裁政権だった時代に、同盟国のドイツやイタリアと同じ時間帯に変更されたそうなのです。でも時間が変わってしまうと、夏は遅くまで明るく、ようやく暑さが静まった夕方から夜にかけての時間、たくさんの人が通りに出て

これは???

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これは何でしょう???? ラ・パルマ島で出会ったもの。 のどかな緑豊かなこの島にわたると、まずモダンなデザインの空港に到着します。 なんと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ おトイレ。 ピカピカの黒壁にキラキラ光る白いタイル、近未来的なデザイン。 腰掛ける場所は指2本ほどで、思わず男性用個室に入ったかと2度見してしまいました。 空港内はすべてこの様式です。