満開の国立公園

タヒナステという、独特の姿でテイデ国立公園を代表する植物が満開です。
これはタヒナステ・ロホ(Tajinaste Rojo, Echium wildretii)という名前で、世界でもテイデ国立公園でしか見ることができない植物です。



この花がニョキニョキ火山風景をバックに咲いている様子は、「またどこの惑星に来てしまったのだろう?」と思う程、エキゾチック。
5月の半ばから6月の始めにかけてのこの時期にだけしか見られない貴重な景色です。



今年は特に花が多い印象。60cmから1mくらいのものが多いですが、2mを超える強者もいますよ。


蜂がせっせと蜂がせっせと蜜を取りに来ていました。標高の高い国立公園でとれる蜂蜜は
世界でもっとも純でピュアな蜂蜜です。
世界自然遺産に登録されたこの環境は、大陸から離れ汚染と縁が無く、雲海に守られて下界の排気ガスなどものぼらずきれいな空気だからなのです。そのため、ここで採れる蜂蜜はまさにピュア、ピュア純粋なものだそうです。
子どもたちは蜂が多いのを気にしていましたが、「何もしなければ大丈夫!何もされない」と言い聞かせていました。でも、花がきれいで人も多かったからでしょうか、ロープウェー乗り場の付近では何人か刺されていた人が出ていたそうです・・・。気をつけなくてはですね。後で聞きました。

実はこのタヒナステの蜂蜜、昨年と一昨年は収穫量が少なくほとんど採れなかったのですが、今年はどうでしょう??
薄いレモン色で濃厚な蜜は私たちも大好きなので今年は期待したいです。

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